
三郷市の方からご依頼いただいたカイちゃん(三郷市のキャラクター)。
前回より丸っこい感じで可愛くなりました?
なんといってバランスが難しいのです。
目のパーツから作るので、それに合わせて身体の大きさが決まってしまう。
目を小さく作りたいのですが、これまた大きくなりがち。
左右の大きさも違ってしまうので、合う同士を作らないといけない。
修行が足らん、と言えばそういう事ですね。

改良の余地はありますが、かわいいと思います。
こちらのカイちゃんは三郷市役所に寄贈されました。

そしてこちらはちょっと大きくなりすぎてダルマで温まりきらず割れて失敗。
結構いい感じだったので残念です。

そして徐冷に入れないとこんな感じで割れてしまいます。
急冷したガラスの末路、なんだか可哀そうであります。
制作するとき案外大事なのが、棹の太さです。
小さく作ろうと思えば棹も細く、なのですが細い棹はガラス量が多いと回しずらい。
回しやすさを取ると、ガラスが絞りきれず大き目になってしまします。
大きいと今度はダルマで全体がちゃんと温まらない、
という現象になって結果的に失敗に。
失敗の第一歩は棹選びです、そこでまず負けた感があります。
男性だと力技で何とかなるのですが、そんなパワーがない場合は細かく
選択をしていかないと成功しないのです。
そしてこれは経験値だったりするので、結局沢山失敗してデータを
蓄えるしかないわけです。
それゆえ成功した時の嬉しさはひとしおです。
ご依頼主のH様は病後の身体をおして、受け取りに来てくださいました。
とても喜んでくださるので、やり甲斐があります。
(H様いつもありがとうございます)
もうちょっと改良したいなーというところがあるのですが、
まだその方法が思いつかない。
うまくいった際にはまたお披露目したいと思います (´ω`人)
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